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2018.09.07

大きな木をシンボルツリーに

あおいろ不動産 代表

タカギ

あおいろ不動産 代表

自らもサーフィンやアウトドアを趣味にすることから、暮らしを楽しむライフスタイルを実践中。ライフワークでもある自然を感じる物件の紹介を得意分野とする。

先日弊社が購入した守山区翠松園3丁目の土地の伐採を開始。この土地は東南角地で約84坪の整形地。

(伐採前の現地)

伐採をするのは幾つかの理由がある。

1.木々が生い茂ってきて敷地の全体が分からなくなる。
2.高低差が分からなくなり設計プランを正確に作れない。
3.周辺の住宅に枯れ葉など迷惑が掛かってくる。

(伐採前の現地)

この3番の枯れ葉問題は翠松園エリアのような場所であれば周辺の方々もある程度寛容的ではあるけど、それでも枯れ葉トラブルは無いとはいえない.

(一次伐採後の現地)

例えば、自分の敷地には木々などが殆ど無くて、隣地Aさんの自宅には敷地内に大きな木や植栽など緑溢れたお庭から、毎日枯れ葉が自分の家の前に落ちてきたら、やっぱり他人様の枯れ葉でも自分で掃除をすることになりますよね。

(チェンソーで伐採した後ユンボで根切り)

他人さんのお庭の枯れ葉を何十年と毎日のように掃除している方々のお話を直接聞いたことがある僕としては、やはり敷地内の木々はかなり気にします。

(高所作業車とクレーンで木の上部を伐採)

また、木を伐採すると隣地や周辺の方から何で木を切るの?せっかく緑豊かな自然の景色が無くなってしまうので、木を切らないでと言われたこともあります。

とても難しい。。。問題です。

岐阜や長野の山奥だったらそんな問題には直面しないとは思いますが、ここ翠松園は名古屋市内。都心部とは違って自然が好きな方々が多くは住んでいますが、人は色々な意見や考え方を持っているので、少なからずある問題です。

(職人さん達が伐採プランを打ち合わせ)

弊社が土地を取得して造成後に販売する場合は特に、近隣とのトラブルや落雷回避の意味でも木を残すか伐採するかは悩みます。


自然木を伐採したとしても、このエリアは緑化を保全する風致地区なので、伐採した分は植樹や芝を植えて緑を再現するプランを名古屋市に提出して、許可をもらわないといけないエリアでもある。


この土地を見た時に大きなコナラの木が何本かあって、できれば2本は残してシンボルツリーにしたいと思い、自然木を2本残して、尚且つ上部を伐採して全体の大きさを3分の1程度にしようと決断する。


クレーンで枝をおさえて高所作業車に乗った職人さんがチェンソーで伐採していく。単純作業のようで、伐採した木々が電柱線や電話線に触れないようにかなり神経を使って切っていかなければならない。


僕は下から見てるだけでしたが、職人さん達の緊張感が伝わってくる位、現場の空気はピリッとしている。命がけですからね。


ここまで伐採すると大きな山は越えたと言っていい。自然木も何とか2本残して、近隣に迷惑が掛からないように木のサイズも半分以下にして枯れ葉問題にならないように配慮した。


この2本の木をシンボルツリーとして、宅地分譲がもうすぐ始まります。   

余談ですが、ここで伐採した木々達は、翠松園内の薪ストーブ住宅に住んでいる方々に薪として利用してもらうためにお分けしました。



シンボルツリーのある家

大きな木をシンボルツリーに

大きな木をシンボルツリーに

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大きな木をシンボルツリーに

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