中古物件には隠れた欠陥があるのでは?
「中古物件には、隠れた欠陥がたくさんあるような気がして…」よくこのような意見をお聞きすることがあります。確かに建築してから時間が経過し…
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分譲マンションは複数の所有者が集まって同じ建物に居住しているので、
所有者同士でマンションを運営や管理を行っていく必要があります。
よって多くの分譲マンションでは管理組合が組織化されて管理会社に委託をしたり、
自主的に管理人さんを雇ったりして管理の運営をおこなっています。
通常、中古マンションの場合、
購入して区分所有者になると自動的にそのマンションの管理組合員になり、
管理費と修繕積立金を支払うことになりマンションの売買が終わると、
今までの所有者(売主)様からこれまでに支払った管理費や修繕積立金も
購入者である買主様がそのまま引き継ぐことになります。
例えば、引渡し時点でその部屋あたりの修繕積立金が260万円積み立てられていたとすれば、
その部屋を購入したことでその積立金も引き継ぐことになるのです。
修繕積立金はおもに、共有部分の修繕に使われます。
エレベーターのメンテナンス、手すりや階段の錆止め、
外壁塗装、エントランスドアの交換、べランダの防水、通路シートの張替えなど
修繕を目的として集められたお金なのです。
中古マンションの場合は所有者が代わっても修繕積立金は引き継がれて次の所有者の権利となります。新築マンションを購入すると、一時金として入居時に30万円、50万円といった修繕積立金充当金が徴収されます。
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