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2019.02.18

父と母と兄弟の時間

あおいろ不動産 代表

タカギ

あおいろ不動産 代表

自らもサーフィンやアウトドアを趣味にすることから、暮らしを楽しむライフスタイルを実践中。ライフワークでもある自然を感じる物件の紹介を得意分野とする。

3兄弟の長男でもある私が発起人となって、昨夏に実施した両親と3兄弟の第二弾旅行を計画。富士山と三保の松原を見て、美味しいものを食べる旅行に行ってきた。


私が中学校の思春期の頃には親と旅行に付いていかなくなった。そして自分自身も親となり、家族や仕事などの日々に追われ、両親とのゆっくりとした時間はあまり持てなくなってしまったのは世の流れなのかもしれない。

数年前から母は大病をして、父や三兄弟の距離がグッと縮まったような気がする。


入退院を繰り返し、生と死と向き合う母親をそばで見ていて、人生で最も大切なものは何かなどを考える時間を与えてもらった。

3兄弟といっても私と次男が40代半ばで三男が30代後半のいいおっさん。昨年くらいから3兄弟のLINEグループを作るようになったのもそんな時期からだ。


父親は料理など出来なかった人。会社を経営していたので日常で料理を作ったりとはいかず、仕事上の付き合いで外出する機会も多く、妻に家庭を任せていたようなタイプだった。


今はといえば、母が入院している間に掃除・洗濯・料理を完璧にこなせるようになったイクメンじーじといった感じだ。スーパーにだって買い出しも行くし、母と料理を順番で作ったりと人間はこうも変われるものかと感心する.


状況や環境で人は変われるのだと親父から学んだ。

そんな両親と年に2、3回くらいは3兄弟と一緒に旅行へ行って、昔話や孫の話なんかをしながらゆっくり過ごす時間も大切と感じるようになった。


時間は決して無限ではない。時間は有限。

誰もが生まれた瞬間から死へ向かっていることをしっかり受け止めて、悔いの無いような人生を送りたいものだ。





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