2017.07.28
知恵を、想いを、笑顔を紡ぐつむぎて
名古屋から一番近い田園風景が残る長久手市。1998年に始まった土地区画整理により急速に宅地開発が進み、全国の「住みよさランキング」で昨年は全国2位。
また、長久手市は住民の平均年齢が全国の自治体で最も低い「日本一若い街」になって人口増も著しく、出生数から死亡数を差し引いた「自然増加率」でも全国の市区でトップになった。1千人超のマンモス小学校やIKEAやイオンなどの大型商業施設や宅地開発などもここ近年進んでいる。
このような若者に人気の街となった長久手にも田園風景が残っている。いや色々な人の協力で残してくれているのかもしれない。
長久手の杁ノ洞という場所がある。そこにつむぎてという活動家たちが耕作放棄地を借り受けて再生に取り組んでいる。
再生という言葉が正しいのかはわからない。つむぎての活動が田園風景を取り戻し、最小限度の人の力を加えて人と自然との関係性をつなぐ可能性があると感じた。
合同会社つむぎて HP
自然と暮らしの家 HP
とにかく一度上記サイトをご覧ください。彼や彼女の熱い想いや活動が分かると思います。
私はこのサイトを5日前にみつけて、どうしてもつむぎての皆さんに会いたい一心でメールでメッセージを送り、先日お会いしてきました。
特にビジネスの話をする訳でもなく、ただ何だか大切な何かを感じたのでアクションしました。
資本主義社会において、物の価値を基準に生活や社会が成り立っている昨今、食や暮らしを豊かに生きる為の知恵や古きを重んじて現代に活かすヒントがこのつむぎてさんの活動にあるように思います。
彼ら彼女たちのふわっとした雰囲気の裏側にはちゃんとした真のポリシーを感じ、どこの誰かもわからない僕の為に、貴重な時間をいただいて本当に感謝感謝です。
今後もどんな形でかはまだ今の段階では分かりませんが、色々な活動に参加していこうと思っております。
元バリバリのキャリアウーマン岩瀬さん、自然栽培米農家兼Webクリエーター加藤さん、雑草料理研究家の前田さん。
皆さん、先日は本当にありがとうございました。
杁ノ洞でのお話しは僕にとってはとても刺激的でしたし、何より皆様のナチュラルな雰囲気から発するお言葉一言一言が力強く、本当に色々と考えさせられました。
あの場所を後世に残しながら、自然と人々との関わり方が上手く循環していけばと切に願っておりますし、微力ながら私もお力になれればと感じております。
世の中の大きな流れに少し疑問を持ってみると意外と色々な活動家の方々に出会えるものですね。勇気を持ってつむぎて様にメールさせていただいて本当によかったです。
さぁ〜、なんだかワクワクしてきました!!
耕作放棄地や荒廃農地の活用やサポート、農作業や野良仕事など小さな活動から関わっていけたらと思っております。
つむぎてさん達が作った無農薬野菜やお米を始めとする、オーガニック素材などのマルシェやコロニーヘーブなど色々なアイデアはあります。
しかし利益追求型の観光農園などにしてしまっては目的が違ってきます。
つむぎてさん達の想いを尊重しながら人々と自然がより良い距離感で持続可能な関係性を保てるか...
そのお手伝いができればと思っております。
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