2017.05.20
小さな小屋と庭のあるコロニーヘーブ
コロニーヘーブという言葉を聞いたことがありますか?
デンマークでは休みの日に家族や友人と過ごすための小さな小屋とお庭を借りるライフスタイルがあるようで、集合体を意味するコロニーと庭を意味するヘーブから生まれた言葉が”コロニーヘーブ”だ。
都会で過ごす人々が週末にゆっくり過すための郊外のスペース。 5区画以上からあるようでデンマークでは20区画~30区画が集まってひとつのコロニーヘーブとなっている。
(日本コロニーヘーブ協会より)
しかもデンマークではこのコロニーヘーブに関する法律があり、市などの公共機関がほとんど運営していることに驚く。年間使用料も国がしっかり定めていて、まさに市民農園なんです。
日本の市民農園をもう少し大きくして1区画ごとに小さな小屋がついているイメージかな。
1区画約400㎡(121坪)で年間使用料が20,000円って...デンマーク住みたい・・・
(日本コロニーヘーブ協会より)
家族で野菜や果樹を育てたり友人とバーベキューをして過ごしたり、ゆっくりハンモックにゆられて昼寝をしてみたりと用途はその人の自由。
日本もこんな文化が広がればお金ではけっして買えない豊かな時間や家族との大切な時間がもっともてるのに。
(日本コロニーヘーブ協会より)
デンマークの人々はきっと心が豊かなんだろう。
日本にこのコロニーへーブをゆっくりと広める活動をしている人がいる。その名も日本コロニーヘーブ協会「イェンス・イェンセ」さん。
(日本コロニーヘーブ協会より)
都会に住みながら自然とつながりなおすガーデンコミュニティ。あおいお不動産のコンセプトと共通する考え方。日本の耕作放棄地や荒廃農地の再利用にこのコロニーへ―ブの文化はとても未来があると思う。
限界集落や過疎化した田舎の土地や古い空家を若者たちの知恵とセンスでこのようなコロニーヘーブのようなライフスタイルを未来につなげていく。そんなことを真剣に考えなければいけな時代がきていると思う。
興味ある方は「日本コロニーヘーブ協会」
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