2012.01.25
古き良き昭和時代
母と三男のファミリーと一緒に岐阜県美濃加茂市にある日本昭和村に行って来た。
昭和30年代の町並みや里山などを再現していて結構大人でも見ごたえがある。
特に公園でもないのに5人の子供達は一斉に走り出す。何だろうな・・・
車も走っていないし道路幅も狭いんだけど懐かしい風景と空気が子供達を無邪気にさせているような感じがする。
この時代にはDSのようなTVゲームはもちろん無いしテレビさえ珍しい時代。
そんな時代だからこそ紙芝居や駄菓子屋を売るおじさんが町のあちこちにいて、
子供達もおじさんの話しを楽しみに夢中になっていたらしい。
駄菓子の飴玉を買ってくれたら紙芝居が見れるシステムだったらしく、駄菓子が買えない
子供達は木の上に登って紙芝居を見ていたそうだ。
それでも紙芝居のおじさん達は怒ることなく見させていたよと懐かしそうに語ってくれた。
モノが無い厳しい時代だったかもしれないけど、人との繋がりがある優しい時代だった
ように思ってしまう。
たません懐かしくないですか?
昼食を食べたばかりの大人連中も全員たませんを食べてしまった、、、
今の子供達もたませんの味を知ってほしい。
100円玉を握り締めて駄菓子屋に通っていた小学生時代。
お年玉やお小遣いも1000円とか5000円とかに値上がりした小学生。
100円でもうまい棒10個も買えたんだぞ!すごいだろーって今の子供達に
言っても驚くだろうか。
昭和から平成になりお金の価値や物の大切さなどが失われつつあるように感じるのは
僕達だけでしょうか。
近所の知らない子供達にいけない事はいけないと厳しく叱り、でも時には優しくて温かい
大人たちが いなくなってしまったのが平成という時代なのかもしれません。
昭和に生まれて平成を生きている僕は今そう感じています。
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