2017.08.17
両親との旅で想うこと
両親を連れて白川郷に立ち寄って高山旅行に行ってきた。母は昨年のこの時期に大きな手術を行って一時は危篤状態になった。
でも丸っと1年過ぎて奇跡の復活。今年は孫と一緒に旅行に出かけるまで回復した。決して順風満帆とはいえないが、振り返ればそれもまた経験として蓄積される。
退院後、母と桜を見に散歩に出かけた時に「自分の命がある限り、一日一日を大切に生きるだけだわね。でも来年この桜見れるかな・・・」って母がつぶやき、言葉に詰まったことを思い出していた。
病気の宣告から2年。このままだと余命半年から1年と主治医から言われて僕なりに色々な書籍やインターネットなどで情報収集して、主治医との面談やエビデンスの開示請求、セカンドオピニオンやサードオピニオンなどを経て何とか元気な姿まで回復してくれた。
この2年間で色々な医師や治療法に出合って付き添ってきた。それこそ名古屋の病院から鹿児島県、香川県の医師と治療を行って最後は名古屋で手術。母も頑張ったし父も母が病気になって大きく変わった。料理や洗濯などやらなかった人が今はしっかりスーパーへ買い物に出かけ朝ご飯を作り、洗濯なども積極的に手伝っている。人は何歳になっても変われるんだと。。。目の当たりにした。
足湯に浸かりながら父と母が冗談を言い合っている。こんな姿も2年振りだ。なんだか父も優しい顔になったような気がする。
治療の副作用で無くなった髪も今はフサフサで15キロ以上落ちた体重もあっという間に元に戻った(笑)
自分の髪が全て無くなった母に色々なウィッグなどのカツラやニット帽などをプレゼントして家族みんなで「母さんめっちゃ似合うじゃん」とか言って明るく振る舞っていた頃が懐かしい。
両親が生きてる間にたくさん親孝行したいと思う。
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